1−5-6 後ろ盾ゼロでも成功できる!トレードで自分を磨く理由

トレーダーの倫理観

今の世の中、成功している人たちの多くは、実は何かしらの後ろ盾を持っていることが多いんです。あなたが尊敬している人や、「苦労して成功した」とされている人たちも例外じゃない。例えば、王貞治、長嶋茂雄、大谷翔平、藤井聡太、スティーブ・ジョブズ、有吉弘行、MISIA、椎名林檎、宇多田ヒカル。YOUTUBERやお笑い芸人、誰を見てもどこかでサポートを受けているんだよね。

でも、それがずるいとか、能力がないのに成功したっていうわけじゃないんだ。それなりの能力を持っていたからこそ、その後ろ盾を活かして成功の基盤を作れたわけで。

じゃあ僕らはどうかって話になるんだけど、僕らにはそういった後ろ盾はない。もしくは、あったとしても、何もしてくれなかった側の人間だと思うんだよね。特に僕と同じ世代は、ロスジェネ世代って呼ばれていて、まさに運にも見放された世代。でも、そんな僕らでも成功したい、お金持ちになりたいっていう願望があるなら、もう自分で稼ぐ力を身につけるしかないんだ。

そして、それを実現するための一つの方法がトレードなんだよ。だけど、もはや大器晩成なんて言っている余裕はないんじゃないかと思う。時間は限られているし、周りを見てもわかるように、今の世の中情報は溢れすぎている。SNSやブログ、note、トレード系YOUTUBERに、たくさんのFX本。どれも手に取れば一瞬で成功するようなことを書いているけど、実際にはそんな甘くない。

例えば、学校の授業や教科書だけでは東大に入れないのと同じ。参考書やドリル、そして塾の力を借りて初めて合格できるんだよね。トレードも同じで、ただ本を読んだり、適当に情報をかき集めただけでは、なかなか勝ち続けることはできない。相場はまさに戦場だから。

最近、特に若者の中で「チート(ずる)をしないと成功できない」「現実ではもう金持ちになれないから、異世界に行きたい」という願望が広がっているのもわかるよ。現実が厳しすぎて、簡単にお金持ちになる方法を夢見たくなる気持ちも理解できる。でも、現実はそんなに甘くない。だからこそ、現世で成功したいなら、自分でしっかりとした力をつけるしかないんだ。

トレードもそうだ。甘い言葉に惑わされて「簡単お手軽」と感じてしまうかもしれないけど、それは本を売りたいがための謳い文句だよ。あるトレード情報発信者が「もっと優しく教えればいいのに」と言ってきたことがあったんだけど、正直相場はそんな生ぬるい場所じゃない。武器の使い方だけを学ぶんじゃなくて、何よりも「どうやって生き残るか」が最重要なんだ。

だから、本気でトレードで稼ぎたいなら、独学よりも専門学校的な環境で、体系的に学んだ方がいい。AmazonでFX本を買い漁って「勉強したつもり」になっているだけでは、何も変わらないよ。トレードは戦場だし、そこで生き残るための技術を手に入れるには、しっかりとした教育が必要なんだ。

現実に目を向けて、確かな力を身につける。これが、僕らが成功するための唯一の道だ。


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