トレードで9割が負ける理由は「環境認識の欠如」だった|曼荼羅チャートFXの全貌

環境認識

1. FXトレードにおける「環境認識」とは何か?

FXを学び始めたばかりの頃、多くのトレーダーは「どの手法が勝てるのか?」に目を奪われがちです。

移動平均線?ボリンジャーバンド?プライスアクション?エリオット波動?

ところが、3年以上トレードを続けてきた人なら気づいているはずです。

「手法だけでは勝てない」という現実に。

その理由はシンプル。

👉 相場には「やりやすい環境」と「やりにくい環境」が存在するからです。

そして、その「環境」を把握するために行うのが「環境認識」なのです。

環境認識とは、たとえるなら トレーダーのための天気予報。

晴れの日にピクニックに行くのは簡単ですが、台風の日に無理やり出かけたらどうなるでしょう?

同じように、相場環境が悪いときにどんな手法を使っても勝ち続けるのは不可能です。

2. なぜ環境認識が必要なのか?|「天気予報」とトレードの共通点

環境認識は、単にチャートを眺めて「なんとなく上がりそう」「そろそろ下がるだろう」と推測することではありません。

それは トレードという戦場において、いま自分がどんな天気の下で戦っているかを確認する行為です。

  • 上昇トレンドの初期なのか
  • 加速期の真っ只中なのか
  • それとも横ばいの真ん中で無風なのか

これを知ることで、

  • 攻めるべきか
  • 守るべきか
  • それとも待つべきか

が一瞬で分かるようになります。

「いや、自分の分析方法では上がると思うけど?」

という人がいますが、環境認識は 万人に共通していなければ意味がない のです。

天気予報で「今日は台風直撃」と発表されているのに、

「いや、自分だけは晴れだと思うから海に行きます!」

と言っているようなもの。

結果は言わずもがな、です。

3. 環境認識は「万人共通」でなければならない理由

相場は、みんなが同じチャートを見て、同じ価格帯で売買しています。

つまり、環境認識は一部の人だけが分かる“秘密の情報”であってはいけないんです。

「潜在的な環境」「裏の環境」といった小難しい表現をする人もいますが、それは誤解を招きます。

僕らが使う環境認識は、誰が見ても同じように理解できるもの。

なぜなら、

  • みんな同じ相場で戦っているから
  • 誰でも視覚的に確認できる必要があるから

です。

そのために使う道具は至ってシンプル。

  • 移動平均線
  • ダウ理論
  • ローソク足の形状

これだけで十分です。

4. 環境認識は「瞬時に・シンプルに」できなければ意味がない

トレードはスピードが命です。

環境認識を行うのに10分も20分もかかっていたら、その間に相場は次のステージに進んでしまいます。

だからこそ、僕らは「シンプルな指標」で環境を把握します。

例えば僕らは 「アリゾナルール」を改良したオリジナル手順 を使っています。

これは一言でいえば「誰でも瞬時に把握できる環境認識のフレームワーク」です。

複雑なインジケーターを何個も組み合わせる必要はありません。

むしろ複雑化すればするほど環境認識はブレて、意見が分かれてしまう。

大事なのは、

👉 誰が見ても同じ答えになるシンプルな基準

これだけです。

5. 相場環境は「循環」している|曼荼羅チャートFXの9つのフェーズ

僕らは相場環境を 9つのフェーズ に分けて認識しています。

これは「曼荼羅チャートFX」と呼んでいるオリジナルの整理法で、相場の循環を分かりやすく可視化したものです。

  • 上昇過程
    1. 上昇初期(まだ少数派が買い始めた段階)
    2. 上昇加速期(みんなが乗って勢いづく段階)
    3. 上昇ピーク〜転換期(欲張りが増え、天井を迎える段階)
  • 下落過程
    4. 下落初期
    5. 下落加速期
    6. 下落ボトム〜転換期
  • 横ばい過程
    7. 横ばい初期(方向感が失われた段階)
    8. 横ばい中期(退屈だが重要な蓄積段階)
    9. 横ばい最終期(どちらかにブレイクする寸前)

この9つのうち、最も稼ぎやすいのは 上昇初期と下落初期。

つまり 9つのうちたった2つ です。

残りの7つは「待つ時間」。

ここで無理にエントリーするから9割のトレーダーは負けるんです。

6. 環境認識と戦略・戦術の関係

環境認識は「ただ相場を眺める作業」ではありません。

環境を認識することで、戦略と戦術の土台 が決まります。

  • 環境認識 → 今はどんな天気か?
  • 戦略 → 今は攻める時か?守る時か?
  • 戦術 → 具体的にどの通貨ペアをどう扱うか?

たとえば、

  • 環境が「横ばい」であれば、戦略は「無理せず待つ」になる。
  • 環境が「上昇初期」であれば、戦略は「買い目線で攻める」になる。

どんな手法を使うにしても、この「環境認識→戦略→戦術」の流れを組み込まなければいけません。

7. 環境認識の手順(実践編)

実際にどうやって環境認識を行うのか?

ここでシンプルな手順を紹介します。

  1. 長期足(日足・週足)で相場の大きな方向を確認
  2. 中期足(4時間足)でトレンドの強さを確認
  3. 短期足(1時間足・15分足)でエントリータイミングを探す

この3ステップだけです。

大事なのは「いま自分が9つのフェーズのどこにいるのか」を明確にすること。

そして「稼ぎやすい2つのフェーズ(上昇初期・下落初期)」を見つけることです。

8. まとめ|環境認識ができるかどうかで勝ち組と負け組が決まる

この記事で繰り返し伝えてきたのは、ただ一つ。

👉 トレードは環境認識がすべての出発点である

  • 環境認識は「やりやすいか、やりにくいか」を知るためのもの
  • 環境認識は「天気予報」と同じで万人共通でなければならない
  • シンプルに、瞬時に把握できる形でなければ意味がない
  • 相場は9つのフェーズを循環しており、稼ぎやすいのは上昇初期と下落初期だけ
  • 環境に基づいて戦略を立て、戦術を組み立て、利益を積み上げる

これを理解せずに「どの手法が勝てるか」だけを追いかけても、答えは見つかりません。

逆に、この考え方を身につければ、どんな手法を使っても環境に応じて応用できるようになります。

📌 次回予告

次の記事では、実際に「曼荼羅チャートFX」を使って直近のドル円とユーロドルを環境認識し、「今どのフェーズにいるのか」を具体的に解説します。

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