概要:秋田で起きたある特殊詐欺事件から、考えさせられることがありました。お金を持つこと自体よりも、そのお金に使い道があるかどうかが、実は大きな分かれ目になるという話です。
【結論】
お金を持ったら、常に使い方を考えなければなりません。そして、それを増やそうと思うなら、年齢や経済動向、ブームまで含めて相当に考え抜く必要があります。まとまった資金を運用する必要に迫られる瞬間は、人生の中で誰にでも訪れます。私自身は、いつでも増やせる可能性を持ったビジネスとして、20年間FXと向き合ってきました。
秋田で起きた、ある特殊詐欺事件
少し考えさせられる出来事がありました。秋田県内で、暗号資産5,000万円超をだまし取られる特殊詐欺の被害が起きたのです。
手口は典型的なものでした。「保管郵便がある」というはがきが自宅に届き、記載された番号に電話をすると、郵便局員を名乗る男から「荷物にあなたの通帳が入っていた。事件性があるので警察に転送する」と言われる。続いて警察官を名乗る男から「マネーロンダリングの疑いがある。資産を確認する必要があるので、暗号資産に変えて送金してください」と指示され、言われるがまま暗号資産を購入・送金し、全額をだまし取られてしまったという事件です。
同種の手口(郵便局員→警察官・検察官を名乗る→暗号資産へ変換させて送金させる)による被害は、秋田県内だけでも他にも複数報告されています。決して珍しい特殊なケースではなく、誰にでも起こり得る手口だということが分かります。
なぜこの男性は狙われたのか
この被害に遭った男性は、明らかに5,000万円を持っていました。ここで考えたいのは、もし自分がこの立場だったらどうするか、ということです。
欲しいものを買う、家を買う、事業を始める、株を買う、貯金する。あるいは、とりあえず何も考えずに置いておく。この男性は、おそらく最後の選択、つまり目的を決めずに保有していた状態だったのではないかと思います。
目的を持たずに保有されているお金は、詐欺のターゲットにされやすく、いざという時に本人自身も適切な判断がしにくくなります。 使い道が決まっていないお金だからこそ、「増やしてあげます」「確認が必要です」という言葉に、判断力を鈍らせたまま従ってしまったのではないでしょうか。
もしあなたに今日5千万円があったら
チャンスというのは、予告なく降ってきます。相続、退職金、臨時収入。今日、突然まとまったお金が手に入ったら、あなたは何をすべきか、日頃から考えておいた方がいいと思います。
まとまった資金を運用する必要に迫られる瞬間は、人生の中で誰にでも訪れます。 その瞬間になって初めて考えるのでは、正直に言って遅いのです。以前の記事(FX勉強の始め方)でも触れましたが、チャンスが訪れてから急いで使い道を探すと、大抵はお金を失う方向に進んでしまいます。
お金を持ったら、常に使い方を考えなければならない
お金を持ったら常に使い方を考えなければならず、それを増やそうとするなら年齢・経済動向・ブームまで含めて相当な考慮が必要になります。 何も考えずに置いておくことは、一見安全なようでいて、実は最も無防備な状態だと言えます。
増やすなら、なぜFXなのか
私自身は、いつでも増やせる可能性を持ったビジネスとして、20年間FXと向き合ってきました。年齢に関わらず始められ、景気やブームに左右されにくく、少額からでも再現性のある形で技術を積み上げていける。この特性は、以前の記事でも触れた通りです。
もちろん、FXそのものにもリスクがあります。しかし、正体不明の相手から「増やしてあげます」と言われて資産を差し出すことに比べれば、自分自身で学び、自分自身で判断し、自分の手元で資産と向き合い続けられるという点で、はるかに健全な選択肢だと考えています。
まとめ
今回の事件で被害に遭われた方を責めるつもりは全くありません。むしろ、誰にでも起こり得ることだからこそ、日頃から「もし今日まとまったお金が手に入ったら、自分は何をすべきか」を考えておく必要があると感じています。
お金には、常に使い方が問われます。そして増やそうとするなら、なおさら慎重な考えが必要です。目的のないお金を持ち続けることの危うさを、今回の事件はあらためて教えてくれました。
本記事は、20年以上のFXトレード経験をもとに執筆しています。特殊詐欺への注意喚起は一般的な情報提供を目的としており、特定の売買を推奨するものではありません。不審な電話や郵便を受け取った場合は、警察相談専用電話(#9110)等にご相談ください。